ドイツ料理の「ケールとソーセージの煮込み」を、手に入りやすい大根の葉っぱでアレンジ。栄養満点、肉製品の旨味を吸ってクタクタに煮えた大根の葉がたまらなく美味しい、家族皆でいただける簡単煮込み料理です♪
◆大根の葉はたっぷり使ってください。蒸し煮にするのであっという間にかさが減ります。 ◆ソーセージやベーコンからも塩気が出ますので、パンによく合うしっかり味に仕上がります。最後に味をみて、物足りなければ塩で味を調えます。
大根の葉はよく洗って1~2cm幅に切る。 玉ねぎ、じゃがいも、ベーコン(厚切り)は小さめの角切りにする。
蓋のぴっちりしまる鍋にバターを溶かし、玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。 次にベーコン、じゃがいもを加え、ツヤが出るまで炒め合わせる。
大根の葉を入れ、全体に塩を振ってバターをなじませたら、A 水150ml、チキンコンソメ(顆粒)小さじ1/2、オールスパイス または ナツメグ少々を加えて一煮立ちさせ、 そのまま蓋をして時折全体を混ぜながら弱火で15分蒸し煮する。
最後にソーセージを入れて再び蓋をし、5分ほど煮込めばできあがり。
◆ケールと大根は、同じアブラナ科の野菜。共に栄養が豊富ですが、繊維が多く辛味があるので、こうして蒸し煮にするとやわらかくとても美味しくいただけます。 ↓ケールで作るレシピはこちら。 https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/115257
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士。 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専攻し、現地へ留学。結婚をはさんで数年を過ごすなか、生活のベースとしての「食」の大切さを改めて感じて食の道へ。その土地ごとの暮らし・風土からうまれる料理や食のありかたを学ぶ。 現在は、料理家として企業向けレシピの開発やスタイリング・撮影を手がけるほか、食に関する書籍・コラムの執筆や翻訳、講演など多方面で活動中。 2020年、欧州連合(EU)の食品・飲料プロモーション「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、EU食材×日本食材のマッチングによる季節のオリジナルレシピを開発・監修。広尾のヨーロッパハウス(駐日欧州連合代表部)、国内最大の”食”の見本市・ファベックス関西ほか会場で、同キャンペーンの基調講演をおこなった。