【定番基本をおいしく色良く】 栄養あり、食感よく、彩りがいい和え物です。 多めのすりごまと和えて、コクがあって美味しい味になっています。 このコクのおかげで意外とおつまみにもいけるので、お子様から呑兵衛さんまで美味しくお召し上がりいただけます。 《このレシピのポイント》 ◎ほうれん草のアク(シュウ酸)が苦手で、どうしたら簡単にちゃんと抜けるか色々実験したことがあります。結局、基本の塩茹でのあと水でゆすぐのが一番簡単でしっかり抜けたのでやっぱり茹でます! ◎えのきとにんじんは、シュウ酸が溶け出していないお湯で茹でたいので先に茹でています。
▼味付け 味見をして、塩味が足りないと感じた時はお醤油で調整してください。うま味が足りない時は、味の素®︎をひと振りずつ加えるのがオススメです。 ▼使用するごま ここでは黒ごま大さじ1、白ごま大さじ1をすりました。どちらか一種類でも美味しく作れます。 ▼分量や代用 ◎にんじんは彩りの目的で入れたので、gにこだわらず適量お使いください。 ◎えのきはしめじに替えてもおいしいです。 ◎ほうれん草は小松菜に替えていただけます。 ▼保存期間 冷蔵庫で3日が目安です。 ーーーーーーー下茹でについてーーーーーーー ▼葉野菜ときのこの下茹では、たっぷりのお湯に塩を溶かして短時間で茹でます。 《お湯たっぷりの目的》 お湯の量が少ないと野菜を入れた時のお湯の温度の下がりが早く、ぬるくなりやすいのでたっぷりのお湯で茹でます。 《塩を入れる目的》 ①下味をつける。 ②色良くなる。 ③野菜の余分な水分を抜く。(味として、野菜のうま味が感じやすくなる。) 《塩の量目安》 お湯500mlに対して塩小さじ1(約5g)がちょうど良いです。(お湯2ℓなら塩小さじ4) ※例外)根菜は水から茹でる。 これが基本ですが、こちらのレシピでのにんじんは千切りにしていて、火の通りが早いのでお湯から茹でています。
・お湯をぐつぐつしっかり沸騰させ、塩を入れて溶かす。 ↓ ・えのきとにんじんを入れて1分程度茹でる。 ↓ ・このお湯は次に使うので、えのきとにんじんは網ですくってザルやボウルに寄せておく。
・えのきとにんじんを取り除いた1の鍋に、ほうれん草の茎を浸して30秒。葉も浸して30秒、合計で60秒茹でる。 ↓ ・お湯を捨て、流水(又は氷水)で手早く冷やす。 ↓ ・茎を上にして揃えて束にし、茎側から葉先に向かって握って水気をしっかりきる。 ↓ ・3〜5㎝幅でざく切りにする。
A すりごま大さじ2、濃口醤油大さじ1〜、砂糖小さじ2、和風顆粒だしふたつまみ、味の素®︎4振り〜をざっと混ぜ合わせ、水気をしっかり切ったえのき、にんじん、ほうれん草を入れて和える。
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2020/10/25 23:15
おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」