【取り分け離乳食・幼児食】 子どもと食べたい・取り分けしやすい混ぜごはんを作りました。 炊き込みごはんは味付けの調整が難しい。 大人と一緒に食べられるように、我が家では【炊き込みご飯の素】を作ってごはんに混ぜる“混ぜごはん”にしています。 取り分けのポイントも参考にしてみてください。
大豆水煮はお子さまの年齢によって刻んだり、潰したりしてください。 さつまいもの皮も離乳食期のお子さんには取り除いてあげましょう。 ひじきは細かい芽ひじきが食べやすいです。長ひじきの場合は水戻しの前に袋ごと揉んで細かくすると◎
野菜やきのこはお好みでご用意ください。 さつまいもの代わりにれんこんやゴボウなどを入れても、にんじんの量を増やしてもOKです。 大豆水煮の代わりに油揚げ(1枚)でも美味しいです。ただ油揚げは煮汁をたっぷり吸うので、離乳食期の取り分けには不向きです。 鶏ひき肉は、豚ひき肉や小さく刻んだ鶏肉・豚肉でも良いです。
米は洗い、内釜に入れて水(分量外)を3合の目盛りまで加える。そこから大さじ3の水を取る。 煮汁を加えて混ぜ合わせるので、少し硬めに炊きます。 30分ほど浸水させて、炊飯する。
ひじきはたっぷりの水で戻し水気を切っておく。 さつまいもは1cm角に切り、水にさっと浸してアクを取り水気を切っておく。 にんじんはせん切りにする。しいたけは粗みじん切りにする。
鍋にごま油を引いて中火にかけ、A さつまいも1/3本、にんじん1/2本、しいたけ2枚、ひじき8~10gを加えて炒める。全体に油がまわったら鶏ひき肉とB 砂糖大さじ1/2、みりん大さじ3、醤油大さじ3を加えて鶏ひき肉をほぐすようにかき混ぜる。
鶏ひき肉がほぐれたら大豆水煮と水を加える。 水の量は煮汁が具材ひたひたになるように調整してください。 弱めの中火で7~8分、煮汁が少なくなりさつまいもに火が通るまで煮込む。
【取り分けポイント】 ●離乳食完了期 ごはんに具材のみ加えて。 ●幼児食 1~2歳:具材のみ加えて。 3~5歳:煮汁を半量加えて。 ごはんが硬いようなら湯を少量加えて混ぜ、蒸らしてください。
【大人用】 炊けたごはんに4を煮汁ごと加えてかき混ぜ、数分蒸らす。
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藤原朋未
管理栄養士・元保育園栄養士
保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師を務める。 Instagramではレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」にて、子どもの食に関する情報を発信中。 著書 作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラク おうち幼児食 (池田書店) 2歳と5歳、2児の母。 2023年11月第3子出産予定。 管理栄養士 元保育園栄養士 乳幼児食指導士 妊産婦食アドバイザー (株)エミッシュ所属