“2度漬け禁止”で揚げたてさくさくを楽しむ串カツを、まとめて揚げたあと、冷めてもおいしい串カツに♪ 意外と手抜きがちなエビの下処理をしっかりとすることで、しっぽまでおいしいエビフライになりますよ。家族やお友達、親しい仲では2度漬けも自由♪ホームパーティーにもおすすめです。
“今夜は串カツ”と気合を入れてお買い物をするのもいいですが、少しずつ残った冷蔵庫整理の食材が意外とおいしくできてしまうのも、お家でつくる楽しさのひとつ。残りがちな板かまぼこやこんにゃく、ししゃもやお刺身の残りをくるっと丸めて串揚げにしてもおいしいですよ。
・オクラは塩ずりしてガクの周りを切ります。 ・ミニトマトは洗ってヘタをとり、 ・なすとズッキーニはヘタから切り落とし、縦に4等分に切ります。(なすは水にさらしておきましょう。) ・しいたけは、ぬらしたキッチンペーパーで汚れを取り、軸の先の硬い部分を切り落としておきます。
海老は、背わたを取り除き、腹側を下におき尾を抑えるように開きます。包丁の背を尾の付け根に優しくあて、尾の先に向かってスライドします。 ※写真は左利きのため、右利きの方はやりやすい方向に持ち替えてください。
こうすることで、尾の汚れがとれ、きれいな透き通った赤いフライに仕上がります。尾付きのまま調理する時には、一般的なレシピでは省かれがちですが、この工程は必須です。
竹串にそれぞれの材料を刺していきます。 ・オクラは、縦に串をさします。 ・ミニトマトは、2粒ずつヘタの方から串を入れさします。 ・玉ねぎと豚ロース肉は、写真のようにさします。
A 卵1玉、薄力粉100g、牛乳50cc、水30cc、エクストラバージンオリーブオイル10ccを上から順に入れ、都度、なめらかになるように混ぜバッター液を作ります。 ※天ぷら粉くらいの生地に仕上がります。
串に刺した材料をバッター液にくぐらせ、まんべんなく付ける。持ち上げてくるくるとやさしく回してあげると余分なバッター液が落ち、パン粉がきれいにつきやすくなります。
パン粉を敷いたバットに入れ、上からパン粉でやさしくおさえます。
今回のバッター液の分量で、材料のほかにモッツァレラ・アスパラ・れんこん・いんげん・板かまぼこもできます。
フライパンに1〜1.5cmほどの揚げ油を熱し160〜170度で豚ロースと玉ねぎの串を途中返しながら揚げます。オクラ・ミニトマトも同様に衣がきつね色に色づく程度に揚げて完成です。 ※油の量が多いと串が油に浸ってしまうので、フライパンで作る場合は油の量を少なめにしてください。 ※オリーブオイルや白ごま油などを使用すると、よりサックリ仕上がります。 《補足》 小さめの具材を揚げるときには、12cm程度の小鍋に油を4〜5cm高さになるように入れて串を持ちながら、フライパンと同様に揚げていきます。
残りがちな板かまぼこの串カツは、おすすめです。
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MARI(奥山 まり)
料理家
ℍ𝕆𝕂𝕂𝔸𝕀𝔻𝕆 𝔽𝕠𝕠𝕕 𝕕𝕚𝕣𝕖𝕔𝕥𝕠𝕣 身近な素材や調味料を使ってシンプルに、 『笑顔が見られるおうちご飯🍚』モットー✨ 基本をおさえた【頑張りすぎないシンプルな家庭料理】ひとり暮らしを始めた娘に送る【ひとり暮らしでも作りやすい簡単レシピ】がメインです✨ 乳がんサバイバー3年生。 毎日がんばり過ぎるよりも、純粋に「おいしい♪」が聞ける食卓が広まりますように。 料理初心者さんからのご質問大歓迎です☆ instagram@mari.everydayoliveにて 「 #ひとり暮らしを始めた君に 」を発信中です。 ーーーーーーーーーーーーー ・北海道フードマイスター ・一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ ・NHK文化センター札幌教室オリーブオイル講座講師(〜2018) ・『婦人画報』『週刊文春』にて掲載。 ・『NUMERO TOKYO』にて料理家のフードコーディネーターとして掲載。 ・北海道内各局他ラジオ、出演歴あり。 ・フードコンサルタント(商品開発・海外向け商品撮影ほか) ・店舗・企業様レシピ、キッチン用品アドバイザー・webライター