- お正月に食べる料理として古くから日本に伝わる「おせち」。今年はおうちで作ってみませんか? 定番レシピから洋風おせちのレシピ、おせち料理が余ったときのリメイクレシピまで、レシピサイトNadiaの人気レシピを集めました! おせちの詰め方や管理栄養士に教わるQ&Aも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おせち料理を重箱に詰めるときは、お重ごとに詰める料理が決まっており、それぞれ五、七、九と奇数(=吉数)の品目を詰めると縁起がよいとされています。まずはしっかり基本のおせち料理をマスターしていきましょう。
一の重には、お正月のお祝いに欠かせない黒豆や田作りなどの「祝い肴」と、伊達巻や栗きんとんなどの「口取り」を詰めます。黒豆は「マメに働く」、数の子は「子孫繁栄」など、それぞれのお料理の意味にも注目です。
90分(浸水時間を除く)
マメに働くという意味から、勤勉さや健康を願う「黒豆」。強火で煮ると豆にしわが寄ってしまうので弱火でじっくり煮込むことがポイントです。小分けにして冷凍保存もOK。
15分(冷まし時間除く)
書物の巻物に形が似ていることから、知識が増えることを願う「伊達巻」。甘すぎないしっとりとした伊達巻は、やみつきになる美味しさです。普通の巻きすでも大丈夫ですよ。
15分
五穀豊穣を祈願して詰められる「田作り」。甘辛いたれが美味しさのポイントです。ごまめの乾煎りは電子レンジを使えば時短に。たれを煮詰めるときの注意点はレシピで確認!
10分(塩抜き・漬け込む時間を除く)
子孫繁栄を願う「味付き数の子」のレシピ。白だしを使うので失敗なしでバッチリ味が決まります。レシピ内では薄皮の剥き方や塩抜きのポイントなどを詳しく解説しています。
15分
金運や勝負運を願って詰められる「栗きんとん」のレシピです。さつまいもと栗の自然な甘さで箸が止まらないお味に! 裏ごし不要なので手軽に作れるのもうれしいポイント。
20分
「錦卵」は黄身は金、白身は銀を表すとされる縁起物の料理です。Nadiaでは電子レンジで簡単に作れるレシピを紹介しています。冷凍保存もできるので当日の準備もラクちんです!
100分
「よろこぶ」「子孫繁栄」という意味を持つ「昆布巻き」。身欠きニシンを昆布で巻き、かんぴょうで結んだら後は煮るだけ。あとはお鍋におまかせなので実は簡単に作れます。
15分
開運の意味が込められた「たたきごぼう」のレシピです。材料は薄口醤油、砂糖、酢、白すりごまととてもシンプル。おせちのほか、普段の副菜や作り置きにもおすすめですよ。
二の重は、焼き物を中心としたお重です。鯛やぶり、えびなどの縁起のよい海の幸の焼き物や、紅白なますや酢れんこんといった酢の物を詰めるのが一般的です。チャーシューや牛肉など食べごたえのある料理も人気です。
10分(冷ます時間除く)
有頭えびを、甘みのある味付けで煮たレシピです。とても色鮮やかに仕上がるため、おせち料理にもおすすめ。えびを頭付きで詰めるときは頭を左側に向けて詰めてくださいね。
30分(漬ける時間を除く)
いくらの醤油漬けはすじこから作ってみませんか? レシピ内ではすじこのほぐし方のポイントが細かく書いてあるので初挑戦でも大丈夫。必ず一度冷凍するのもポイントです。
20分
ゆずのしぼり汁で上品な香りと味わいがプラスされた紅白なますです。ななめ切りしてからせん切りにする「なます切り」で味しみがよく、ほどよい歯ごたえが楽しめるひと品。
15分
甘酢に漬けたれんこんを花形でかわいく仕上げた酢れんこん(酢ばす)。おせちが華やぎます。レシピでは切り落としたれんこんの端切れを有効活用する「松風焼き」の紹介も。
15分
二の重の焼き物としてはもちろん、普段の食卓にも大活躍する「ぶりの照り焼き」。臭みを取り、たれの絡みをよくするひと手間でぐっと美味しくなるんです。レシピ内で解説!
15分
本来は型に入れオーブンで焼く松風焼き。クッキングシートとフライパンを使って簡単に作れるレシピです。ケシの実がない場合にはいりごまで代用可能。冷めてから切ると◎。
25分
酢につけたたこの色合いが華やかな、ゆず酢だこのレシピです。合わせ酢作りは電子レンジを活用するので簡単。作業時間はたったの5分ほど。あとは味をなじませて完成です。
20分
ごぼうを芯にした牛肉の八幡巻きです。下ゆでに時間のかかるごぼうも、電子レンジを使えば簡単。隠し包丁を入れることでより時短が叶いますよ。普段のお弁当のおかずにも。
10分
細かく切るほど美しい、菊花かぶ。難しそうに見えますが、コツを掴めば失敗なし! 割りばしを使うのがポイントです。ラディッシュも応用可能です。鷹の爪やゆずを添えて。
25分
鶏もも肉で作る、うま味たっぷりの鶏チャーシューです。あらかじめフライパンで焼いた鶏もも肉に、じっくりと鍋で火を通します。保存が効くので作り置きにもぴったりです。
三の重は、れんこんなどの根菜類やこんにゃくなど山の幸を中心とした煮物を詰めます。煮物の優しい色合いと味わいが、ほかのお料理をより引き立たせてくれます。具には縁起がよい食材が使われることが多いですよ。
50分
三の重の定番、お煮しめのレシピです。レシピでは飾り切りのコツも伝授されています。飾り切りをすることで、見た目の華やかさだけでなく、味の染み込みもよくなりますよ。
25分
お煮しめと同様にお正月の定番料理として親しまれている筑前煮。一番の違いは油であらかじめ炒めることです。好きな具材でアレンジも◎。作り置きにもぴったりです。
20分(※乾燥時間省く。)
艶やかな濃いめの色合いとほどよい素朴な風味の、里芋の煮っころがしです。旬の里芋なら下ゆでせずにそのまま使えます。調味料で最初からしっかり煮詰めるのがポイント。
20分
甘辛く煮たこんにゃくに赤唐辛子を加えて、ピリ辛に仕上げたひと皿です。箸休めやおつまみにもぴったりですよ。調味料で煮るだけなので、簡単に作れるのがうれしいですね。
おせちの中に並ぶ「紅白かまぼこ」は、初日の出を意味する縁起物です。そのまま入れるのもいいですが、飾り切りすればよりおせちが華やぎますよ。ここでは基本の飾り切りから応用編まで、詳しくレシピで解説します。
10分
切って盛り付けるだけでおせちが華やかになる、かまぼこの飾り切り。お正月にぴったりな基本の飾り切り5種を紹介しています。意外と簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
15分
手先が器用な方はこちらの応用編にチャレンジ! より華やかな飾り切り、松(孔雀)、鶴、バラの3種です。レシピでは動画でも切り方を紹介しているので分かりやすいです!
5分
鶴の形をした飾り切りです。このレシピではひと手順ごとに写真で解説しているため、初心者さんでもチャレンジしやすそうです。高さのあるかまぼこのほうが飾り切りしやすいですよ。
伝統のおせちもすてきだけれど、和食をあまり食べないというお子さんのいるご家庭や、ワイン派のご家庭には洋風おせちもおすすめです。彩りのよい料理も多いので、お正月の食卓がパッと明るくなりますよ。お試しあれ。
70分(下準備の時間を除く)
ローストビーフといえば洋風おせちの定番メニューのひとつ。火の入れ具合が難しい料理ですが、コツをしっかり押さえれば失敗なし。調味料もシンプルなので作りやすいです。
10分
たことパプリカの紅白ゆずマリネと、ほたてとかぶの純白マリネの2種類のご紹介です。おせちを華やかにする、ゆず皮を使用した「ゆず釜」の作り方も詳しく解説しています。
20分(大根を漬け込む時間は除いています)
酢に漬けた大根でサーモンを巻いた、サーモンの大根なます巻きのレシピです。紅白なますが苦手な子どもでも美味しくいただけます。紅白の色合いが鮮やかなおせちの新定番!
70分
豚バラ肉のブロックで作るジューシーなチャーシューのレシピ。やわらかく仕上げるコツは下ゆでをしっかりすること。カットしてから漬け込むことでしっかり味が染み込みます。
5分
洋風おせちの彩りに添えたい、パプリカのマリネのレシピです。ポイントは一度最初に炒めること。おせちにはもちろん、普段の作り置きやお弁当のおかずにも大活躍しますよ。
3分(漬け込み、焼き時間を除く)
豚肩ロース肉のブロックで作るローストポークのレシピ。ひと晩漬け込んだらあとはオーブンにおまかせなのでとても簡単! しっとりやわらかでリピートしたい美味しさです。
30分(冷蔵庫で冷やす時間は除く)
かつおと昆布のだしで作ったゼリーで野菜をまとめたテリーヌです。簡単で華やかなので、洋風おせちだけでなく、普段のおもてなしなどにも大活躍。お好きな野菜でOKです。
10分
頭と殻付きのままこんがり焼き上げたガーリックシュリンプは、洋風おせちの主役に! オリーブオイルと香ばしい焦がしにんにくがえびとの相性抜群です。調理時間は10分!
30分
りんごの生ハム巻き、ゴルゴンゾーラとドライトマト、ウインナーパイの3種のピンチョスです。ワインとの相性もばっちり。洋風おせちに添えるオードブルに並べたい一品。
3分
スライスチーズとスモークサーモンを交互に重ね、お好みの大きさに切り分けるだけ! 彩りがきれいなので、おせちやパーティーの一品に重宝。普段のおつまみにもどうぞ♪
30分(冷やし固める時間を除く)
かんてんクック顆粒をレンチンで溶かすことで、火を使わずに作れる簡単スイーツです。ホワイトチョコの甘さといちごやゆずの酸味と香りの相性は抜群! 見た目もかわいいので、ぜひ作ってみてくださいね!
はじめて寒天を使う方にも♪
かんてんクック顆粒
火にかけてグツグツと煮溶かす必要のない、80℃以上の熱湯で溶かすことのできる便利な粉末寒天。サラサラ顆粒タイプなので、溶けやすく電子レンジでも調理できます。初めて寒天を使う方におすすめです。
(協賛:伊那食品工業株式会社)
家族の好みや食べる量によっては、どうしても余りがちなおせち。食べ続けるのも飽きる…という人におすすめのリメイクレシピです。定番の黒豆や数の子のリメイク、お餅の活用法、栗きんとんを使った絶品和菓子まで!
5分(クリームチーズを常温にもどす時間は除く)
黒豆煮のアレンジには、とっても簡単なカナッペがおすすめ。クラッカーの上にクリームチーズと黒豆を混ぜたものをのせるだけ。子どものおやつや大人のおつまみに好適です。
3分(数の子を下漬けする時間は除く)
数の子とクリームチーズ、粉チーズと削り節を混ぜた、新感覚の数の子チーズ「カズチー」です。ほんのり和風味が香る味わいでおつまみにもぴったり。3分で作れて簡単です!
5分
お正月に余りがちなお餅は、ベーコンで巻いて食べるのが◎。フライパンでじっくり焼いたお餅は、しっとり美味しく仕上がります。チーズを間に挟んでも美味しくできます。
5分
おせちで余った紅白なますがベトナムのサンドイッチ「バインミー」風に! さばの水煮缶を使って作るリメイクレシピです。お好みでパクチーを添えればお手軽アジアン気分♪
15分
おせちで余った筑前煮とお餅を一緒に油揚げに詰めて焼くだけ! 煮物の甘辛い味わいとこんがりと香ばしい油揚げがよく合います。フライパンでじっくり焼くだけなので簡単!
15分
甘くて美味しい栗きんとんを大福の皮で包んで、とっても美味しい和菓子に仕上げた一品です。大福の皮は電子レンジで作れるので実はとっても簡単。リピートしたくなる味です!
10分
青のりと粉チーズを加えた卵液に、かまぼこを漬けて焼く、チーズピカタのレシピです。最後にじゅわっと回しかける醤油で香ばしさUP♪ フライパンで焼くだけ、簡単です。
15分
お正月に余りがちなお餅ときなこを使った黒豆パイ風春巻きのレシピです。上品な黒豆の甘さとサクサクした春巻きの皮はやみつきになる美味しさ! 材料もたったの4つでできる、且つ揚げずにトースターを使うので気軽に作れるのがうれしいポイントです。
世界で認められた商品♪
おまめさん丹波黒黒豆!
大粒の国内産丹波黒黒豆を100%使用し、ふっくらつややかに炊き上げました。世界的な味覚の品評会であるITI(国際味覚審査機構)にて「優秀味覚賞」3つ星を獲得した、世界で認められた商品をぜひご賞味ください。
(協賛:フジッコ株式会社)
5分
自然な味わいでふわっとした食感が美味しい伊達巻を茶碗蒸し風にアレンジした一品。茶碗蒸しを作るのは大変ですが、これなら誰でも作れちゃうほど簡単なのもうれしいポイント。伊達巻の甘さとだしの塩味が絶妙です♪
産地にも素材にもこだわりました!
純国産100%の「純シリーズ」
おいしさの秘密は、純国産材料のそのまた材料までもが「国産」なこと。産地にも素材にも100%こだわりました。余計なものを入れない、素朴で素材そのままの「純」な美味しさをお楽しみください。
(協賛:一正蒲鉾株式会社)
こちらのセクションでは、基本のおせちの詰め方をご紹介! 一の重、二の重、三の重に何を、どうやって詰めていくのか。はじめてでも上手に詰められるコツも紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
おせち料理を重箱に詰めるとき、センス良くきれいに詰める自信がない…。何段目のお重に何を詰めたらいいのか分からない…。そんな方も大丈夫! 初めてでも分かる重箱への詰め方や、美しく仕上がるコツをご紹介!
いざ作る前にチェックしておきたい、おせち作りに関するあれこれ。今回は、管理栄養士の中村りえさんに教えていただきました! 「何日前から作ればいいの?」「どれくらい日持ちするの?」などおせち作りのお悩みを解決しちゃいましょう!
(監修:管理栄養士・中村りえ)
3日前ほどから作ると余裕を持って準備ができます。作る順番で気をつけたいのは手作りおせちの日持ち。日持ちするものから作り始めるとよいでしょう。全体的には3〜5日以内が目安です。料理によってそれぞれ異なり、田作り、黒豆、紅白なます、数の子は5日ほど日持ちします。また、冷凍しても形や食感が変わらない栗きんとん、伊達巻き、数の子などは冷凍保存もおすすめです。昔ながらの塩分多め、砂糖もたっぷり使ったおせちは保存が効きますが、砂糖や塩分を控えると痛みやすくなります。日持ちをよくするために水分をしっかり飛ばす、濃いめの味付けにする。冷ましてから保存するなど気をつけてください。
目安は三が日までです。お煮しめなど水分が多いものは3日以内に食べるようにしてください。1日1回火を通すと安心です。もともとはお正月の保存食であったおせち。ただし、現代は室内は暖房で暖かい環境、薄味・砂糖を少なめの味の傾向などがあるため日持ちが変わります。塩分や砂糖の量を減らした場合はより日持ちが短くなるので気をつけてくださいね。取り分けるときは、きれいな箸を使うようにしましょう。