牛の第2胃袋ハチノスを使った煮込み料理です。コトコト煮込むので時間はかかりますが、柔らかく煮込まれたハチノスはあっさりと独特の風味があり、格別のおいしさです。
出来上がってすぐに食べず、一晩おくと、味がなじんでさらにおいしくなります。 塩麹を使っていますが、なければ塩を使って味付けしてください。 お好みでミントを添えてもさっぱりします。
ハチノスは下処理された白いものを使います
大きめの鍋に、ハチノス、セロリの葉を入れて火にかけ、沸騰してから10~15分位煮てざるにあけ、水で洗う。 同じ作業を2~3回して臭みをとる。
にんにく、玉ねぎ、セロリ、にんじんはそれぞれみじん切りにする。 ハチノスは食べやすい大きさに切る。
煮込み用の鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、香りが出てきたら、玉ねぎとセロリを加えて炒め、しんなりしたら、ハチノスを入れて炒める。
白ワイン、ローリエ、タイムを入れ、水を入れる。沸騰してアクが出てきたらアクをとり、トマト缶、コンソメを入れて1時間半煮込む。(途中水分が少なくなったら足す)
塩麹、白いんげん豆水煮(缶詰)は汁気を切って加え、10分ほど煮たら、塩・胡椒で味を調える。 (できれば一晩おくと味がなじんでおいしくなります)
盛り付けて、みじん切りにしたパセリ、お好みでパルミジャーノをおろしてかける。
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笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。