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しっとりジューシィなむね肉のグリルチキンに、たっぷりの野菜と果物を合わせて。コクのあるヨーロッパ風のくるみソースでいただく、栄養バランスの良いメイン級のごちそうサラダです。
◆鶏肉は冷蔵庫から出してすぐに使うのではなく、下味をなじませながら室温に置いて生焼けを防ぎます。 ◆くるみソースは温度変化や時間経過で若干かためになるので、サラダにかけにくいようであれば食べる直前に牛乳でなめらかさを調節してください。
鶏むね肉は皮を取って全体をフォークで刺し、A 塩小さじ1/4、ホワイトペッパー、ガーリックパウダー、タイム各少々、オリーブオイル大さじ1をすり込んで室温に30分置く。
サラダ用具材とソースを準備する。 レタス、ルッコラは食べやすい大きさにちぎる。 にんじんは千切りに、りんごはいちょう切りにして塩水(分量外)につける。 くるみは粗めに砕いてフライパンで煎る。 以上を、先に皿に盛り付けておく。 くるみソースの材料(B くるみ40g、牛乳70cc、EXVオリーブオイル大さじ1、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ10g、食パン3g、塩小さじ1/4、にんにく1/4片、マジョラム または オレガノ少々)をブレンダーまたはミキサーにかけ、なめらかになるまで攪拌する。
鶏肉の表面についたハーブを取り除き、中強火に熱したグリルパン(またはフライパン) に皮のついていた面から入れて焼く。
鶏肉にこんがりきれいな焼き色がつき、縁が白っぽくなったら裏返す。 弱火にして蓋をし、鶏肉に火が通るまで(約3分ほど)焼いて取り出す。
肉汁が落ち着くまで鶏肉を10分休ませ、食べやすい厚さに切ってサラダの上にのせる。 ソースをかけていただく。
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士。 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専攻し、現地へ留学。結婚をはさんで数年を過ごすなか、生活のベースとしての「食」の大切さを改めて感じて食の道へ。その土地ごとの暮らし・風土からうまれる料理や食のありかたを学ぶ。 現在は、料理家として企業向けレシピの開発やスタイリング・撮影を手がけるほか、食に関する書籍・コラムの執筆や翻訳、講演など多方面で活動中。 2020年、欧州連合(EU)の食品・飲料プロモーション「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、EU食材×日本食材のマッチングによる季節のオリジナルレシピを開発・監修。広尾のヨーロッパハウス(駐日欧州連合代表部)、国内最大の”食”の見本市・ファベックス関西ほか会場で、同キャンペーンの基調講演をおこなった。