おでん出汁は関西風。昆布と鰹の出汁をきかせたあっさり関西おでんの具に、柑橘の香りを足した味噌チーズフォンデュを、好みで付けていただきます。 大勢でも取り分け易いように、串おでんスタイルにしました。煮崩れ易いじゃがいもは、薄揚げに入れて巾着にしたので、出汁も濁らず取りやすい♪ 味噌チーズフォンデュに加える柑橘は、柚子でもすだちでもレモンでもOK。季節のもので楽しみましょう♪
おでんの具はレンジで下ゆでしておくと、煮込み時間もかからず、味しみも早いです。
出汁昆布は、固く絞ったキッチンペーパーで表面を拭き、切り目を数カ所入れて水2200mlに浸しておく。写真くらいに水戻りしてから火にかけると、昆布の旨みがよく出ます。
関西おでんは出汁が命!特に昆布出汁は関西文化です。 予め水に浸けていた出汁昆布の鍋を火にかけ、沸騰直前に昆布を引き出します。
かつお出汁は、花かつおで取ります。混合ぶしより上品なかつお出汁が取れます。 最低50gは使用して下さい。今回は、一袋が65gでしたので、全量いれます。
昆布を引き出した鍋に、かつお節を入れ、沸騰したら火を止めます。 そのままかつお節が沈むまで置いておきます。 かつお節が全て沈んだら、ザルで濾します。 2200mlの水で取った出汁は、約1割ほど減ります。 出来上がった出汁2リットルに、A 薄口醤油65ml、砂糖30g、塩小さじ2、酒20mlを合わせておでんつゆを作っておきます。
こんにゃく1枚の表裏に浅く切り込みを入れ、8等分にカットします。
耐熱容器にこんにゃくを入れ、分量外の砂糖を大さじ1振って揉みます。 こんにゃくがかぶるくらいの水を加えて、ラップ無しで600Wのレンジで5分加熱してこんにゃく臭を飛ばします。 加熱が終わったら、サッと水洗いしておきます。 こんにゃくの下ゆで完了。
1つを4等分にカット。計8この厚めイチョウ切りにした大根を、耐熱容器に入れ、かぶるくらいの水を加えて、ラップをかぶせて600Wのレンジで5分加熱します。 大根の下ゆで完了。
じゃがいもは巾着に入れたいので、なるべく小粒のものを8こ使用します。 大きければ、4こを半分に切って8こにして下さい。 皮をむいて、耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wのレンジで5分加熱します。 じゃがいもの下ゆで完了。
薄揚げの中にじゃがいもを入れて楊枝で止め、じゃがいも巾着を作ります。
一正蒲鉾のおでんだねから竹輪を使います。 竹輪の中に、塩ずりして洗ったオクラを詰めて、半分にカットします。
一正蒲鉾のおでんだねから さつま揚と野菜揚を半分に切ります。 ふんわり白身魚揚げはそのままで使います。 茹で蛸の足は1本を4等分にカットして計8こにしておきます。
下準備したおでんだねを串に刺します。 人参・こんにゃく・大根・うずらの水煮を刺した串が8本 ふんわり白身魚揚げ・オクラ詰め竹輪・茹で蛸の足を刺した串が8本 野菜揚とさつま揚を合わせて刺した串が4本 じゃがいも巾着が8こ 準備できました。
本日使用した練り物。 あっさりした関西風のおでんつゆに、コクを与えてくれます。
はんぺんは好きな形に型抜きして、最後に加えます。
マグカップにB とろけるチーズ100g、豆乳100ml、白みそ小さじ2、合わせ味噌小さじ1、砂糖大さじ1を入れ、ラップをかけて600Wのレンジで2分加熱します。 よく混ぜたら、すりおろした柚子の皮を加えます。 ゆず味噌チーズフォンデュの準備完了。
土鍋の真ん中に、ゆず味噌チーズフォンデュのマグカップを置き、周りに串おでんを配して、おでんつゆを張り、コトコト煮ます。 煮上がりに型抜きしたはんぺんを加えます。
串おでんだと、蓋をして煮ても、隙間があるから吹きこぼれにくいですね♪
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トコトコ
初めまして。 お家ご飯でも、盛り付けにひと工夫加えておもてなしがモットーです。 四季折々の食材を大切に、視点を変えて新しい味探しなお料理を日々楽しんでいます。 昔ながらのお料理の基本を大切にしながら、実験的なお料理方法にチャレンジするのも大好きです。 和食が1番好きですが、ジャンルにとらわれない創作料理を考える時が1番ワクワクします。 食育と薬膳の視点から、食材の持つ力を大切にしています。 とにかくよく食べる家族5人のご飯に一日中追われています(汗) お気軽にのぞいてみてくださいね。