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鮭の旨みと野菜の甘みがぎゅっと詰まった、とびきりおいしい北欧フィンランドのごちそうスープ、「ロヒケイット(Lohikeitto)」。 ディル以外は意外と身近な材料で作れます。こっくりクリーミー、体もあたたまる、満足感いっぱいの優しい味わいをご家庭でどうぞ。
◆鮭は食べる直前に加えて、弱火でゆっくりと火を通します。 強い火で煮込んでしまうと、煮くずれたり、かたくなってパサついておいしくなくなるのでNG。 短時間、最低限の火の通りにするのがポイントです。 ◆より濃厚に仕上げたい場合は、牛乳にかえて(あるいは一部)生クリームを加えてください。
鮭は皮と骨をはずしてひと口大に食べやすく切る。 じゃがいも、にんじんは皮をむき、それぞれ1.5cm角、1cm角に切る。 ねぎは1cmの輪切りにする。
厚手の鍋にバターを熱してねぎを炒める。 ねぎがしんなりしたら、じゃがいも、にんじんを加えて 中弱火で炒め合わせる。
弱火に落とし、じゃがいもに透明感が出て 全体にしっとりとツヤが出るまで5分ほどじっくり炒める。
A 水300cc、コンソメ(顆粒)小さじ1/2、レモン汁大さじ1、ローリエ1枚を入れてざっと混ぜ、再び煮立ったら弱火にし、蓋をして野菜に火が通るまで20分ほど蒸し煮する。
ローリエを取り出して牛乳を加える。 再び煮立ったら、すぐに弱火に落として鮭とディルを加え、 そのまま鮭に火が通るまで2~3分煮る。
塩・こしょう(分量外)で味を調え、ディルを飾る。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみおいしいものが好きです♬ ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。