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    主菜

    イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコ

    • 投稿日2014/12/20

    • 更新日2014/12/20

    • 調理時間60

    大きなお鍋で豪快に作る、イタリア漁師町の煮込みなべ。料理名 "cacciucco"に含まれる5つの "c" の文字にちなみ、5種類以上の魚介をふんだんに入れて作るのが伝統とされています。 数種類の魚介とトマト、香味野菜の濃厚な旨味が溶け出したスープをパンにたっぷり吸わせていただけば、これはもう一度食べたら忘れられないおいしさ。日本の冬の鍋用具材を使っても、手軽に作れます♪

    材料4人分

    • お好みの魚 (※今回は鍋もの用スケトウダラを使用)
      アラ込みで約650g
    • タコ
      200g
    • イカ
      1杯
    • 有頭海老
      4尾
    • あさり
      300g
    • 玉ねぎ
      1個
    • セロリ
      1/2本
    • にんじん
      1/2本
    • にんにく
      3片 (※この内、パン用に1片)
    • パセリ(みじん切り)
      大さじ2
    • 赤唐辛子(種を取って小口切りにしたもの)
      1本分
    • オリーブオイル
      大さじ2+100cc
    • 小さじ1/4
    • 白ワイン
      50cc
    • 赤ワイン
      150cc
    • トマト缶(水煮)
      1缶
    • バゲット
      適量

    作り方

    ポイント

    ◆本場ではムール貝やシャコなどを入れることが多い料理ですが、魚介類はお好みのもので大丈夫です。 ◆ワインも、なければ赤か白どちらかでかまいません。 ◆お好みで、フェンネル、セージ、タイムなどを加えても。

    • あさりは前もって砂抜きしておく。

    • 1

      玉ねぎは半量を薄切りに、残りはみじん切りにする。 セロリ、にんじんは薄切りにする。 にんにく2片分、パセリはみじん切りにする。

    • 2

      魚はうろこや内臓を取る。身の方は大ぶりに切り、頭や骨などのアラは血合いをよく洗い流してきれいにする。 タコ、イカはさばいて食べやすい大きさに。 海老は殻ごと使うので、洗ってぬめりをしっかり落とす。

    • 3

      魚のスープ(フュメ・ド・ポワソン)をとる。 鍋にオリーブオイルを熱して、薄切りにした野菜(玉ねぎの半量・セロリ・にんじん)と、みじん切りにした野菜(にんにく1片分・パセリ)を入れて炒める。じっくり蒸し煮し、全体がしっとりしてきたら、魚のアラと塩を入れて白ワインを振りアルコール分を飛ばす。 水をひたひたに注いで(300~400cc前後)煮立ったらアクをとり、そのまま弱火で30分煮たら、シノワやざるなどで濾(こ)す。魚のアラの身があればほぐして取り分けておき、残りはぎゅっとしぼるようにしっかりスープを取る。 ★この工程について、より詳しい作り方はこちら↓をどうぞ。 https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/136724

      工程写真
    • 4

      別の大きな鍋にオリーブオイル100ccを熱してみじん切りの玉ねぎを炒める。 透明感が出てきたらみじん切りのにんにく1片分と、鷹の爪を加える。 香りが立ったらタコとイカを入れて赤ワインを注ぎ、アルコール分を飛ばしてからトマト缶を加え、蓋をして弱火で30分煮込む。

      工程写真
    • 5

      3 の魚のスープを 4 の鍋に注ぎ入れる。 煮立ったら魚の身を入れて一煮立ちさせ、海老とあさりも加えて貝の口が開くまで蓋をして煮込む。

      工程写真
    • 6

      スライスしたパンをトースターなどで軽く焙ってから、半割りにしたにんにくの断面をこすりつけ、皿の底に敷き詰める。その上に 6) をたっぷりとかけ、 熱々をいただく(写真のようにさらにパンを添えても◎)。

      工程写真
    レシピID

    122417

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    庭乃桃
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    庭乃桃

    料理・食文化研究家

    • 女子栄養大学食生活指導士

    料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。

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