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主菜

イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコ

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  • 60

大きなお鍋で豪快に作る、イタリア漁師町の煮込みなべ。料理名 "cacciucco"に含まれる5つの "c" の文字にちなみ、5種類以上の魚介をふんだんに入れて作るのが伝統とされています。 数種類の魚介とトマト、香味野菜の濃厚な旨味が溶け出したスープをパンにたっぷり吸わせていただけば、これはもう一度食べたら忘れられないおいしさ。日本の冬の鍋用具材を使っても、手軽に作れます♪

材料4人分

  • お好みの魚 (※今回は鍋もの用スケトウダラを使用)
    アラ込みで約650g
  • タコ
    200g
  • イカ
    1杯
  • 有頭海老
    4尾
  • あさり
    300g
  • 玉ねぎ
    1個
  • セロリ
    1/2本
  • にんじん
    1/2本
  • にんにく
    3片 (※この内、パン用に1片)
  • パセリ(みじん切り)
    大さじ2
  • 赤唐辛子(種を取って小口切りにしたもの)
    1本分
  • オリーブオイル
    大さじ2+100cc
  • 小さじ1/4
  • 白ワイン
    50cc
  • 赤ワイン
    150cc
  • トマト缶(水煮)
    1缶
  • バゲット
    適量

作り方

  • 下準備
    あさりは前もって砂抜きしておく。

  • 1

    玉ねぎは半量を薄切りに、残りはみじん切りにする。 セロリ、にんじんは薄切りにする。 にんにく2片分、パセリはみじん切りにする。

  • 2

    魚はうろこや内臓を取る。身の方は大ぶりに切り、頭や骨などのアラは血合いをよく洗い流してきれいにする。 タコ、イカはさばいて食べやすい大きさに。 海老は殻ごと使うので、洗ってぬめりをしっかり落とす。

  • 3

    魚のスープ(フュメ・ド・ポワソン)をとる。 鍋にオリーブオイルを熱して、薄切りにした野菜(玉ねぎの半量・セロリ・にんじん)と、みじん切りにした野菜(にんにく1片分・パセリ)を入れて炒める。じっくり蒸し煮し、全体がしっとりしてきたら、魚のアラと塩を入れて白ワインを振りアルコール分を飛ばす。 水をひたひたに注いで(300~400cc前後)煮立ったらアクをとり、そのまま弱火で30分煮たら、シノワやざるなどで濾(こ)す。魚のアラの身があればほぐして取り分けておき、残りはぎゅっとしぼるようにしっかりスープを取る。 ★この工程について、より詳しい作り方はこちら↓をどうぞ。 https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/136724

    イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコの工程3
  • 4

    別の大きな鍋にオリーブオイル100ccを熱してみじん切りの玉ねぎを炒める。 透明感が出てきたらみじん切りのにんにく1片分と、鷹の爪を加える。 香りが立ったらタコとイカを入れて赤ワインを注ぎ、アルコール分を飛ばしてからトマト缶を加え、蓋をして弱火で30分煮込む。

    イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコの工程4
  • 5

    3 の魚のスープを 4 の鍋に注ぎ入れる。 煮立ったら魚の身を入れて一煮立ちさせ、海老とあさりも加えて貝の口が開くまで蓋をして煮込む。

    イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコの工程5
  • 6

    スライスしたパンをトースターなどで軽く焙ってから、半割りにしたにんにくの断面をこすりつけ、皿の底に敷き詰める。その上に 6) をたっぷりとかけ、 熱々をいただく(写真のようにさらにパンを添えても◎)。

    イタリア料理 *リヴォルノ風魚介のトマト煮込み カッチュッコの工程6

ポイント

◆本場ではムール貝やシャコなどを入れることが多い料理ですが、魚介類はお好みのもので大丈夫です。 ◆ワインも、なければ赤か白どちらかでかまいません。 ◆お好みで、フェンネル、セージ、タイムなどを加えても。

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